スポーツと競技 / Sports and Competition
スポーツと競技 / Sports and Competition
スポーツは、自分の能力の最善を尽くし、チームワークの一員となって、喜びやくやしさ、そして、勝利や敗北を経験させてくれます。さらに、スポーツ競技に参加することはただただ楽しいものです。
競技に参加することは、人生の逆境に立ち向かうことであり、困難や変化と向き合ったときに積極的に反応することを学ぶことでもあります。
近所の球技場やスケートリンクやジムや陸上トラック、さらにはパラリンピックのようなエリート運動開催地など、麻痺のある運動家が競技に参加できる機会の枚挙にいとまはありません。
バスケットボールやテニスなどはすぐれた身体的条件が要求されるスポーツであり、ビリヤードやセーリングなどは戦略がものを言うスポーツです。
車椅子の生活をしている人は、自分の車椅子やハンドバイクや自動車やセーリングボートなど、さまざまな競技に参加できます。ウェイトリフティングをしたり、水上スキーで斜面をジャンプしたり、駐車場でフットボールをしたり、ライフル射撃やホッケーをする人もいます。可能性は無限にあります。スポーツがしたければ、好みのスポーツを選んでください。それに参加させてくれる人が必ずいます。サイドラインに座って何もしないでいる理由はどこにもありません。
リハビリテーション療法士は、障害者が障害を乗り越える上で、スポーツやリクリエーションが重要であることを強調しています。障害や脊髄損傷や麻痺によって、人は自信を喪失してうつ病になり、家族や友人と疎遠になりがちです。スポーツは、成功への機会を与え、自信を取り戻し、障害によって失ったものではなく、自分に残された可能性に意識を集中することができるようになります。
